限られた収入でやりくりしなければならないシングルマザーにとって、固定費を抑えることは重要です。固定費の中でも大きな割合を占める家賃を抑えることができれば家計に余裕が生まれます。
そこで活用したいのが家賃の低い公共住宅です。ひとり親世帯には優遇制度もありますので、入居条件を満たしているのであれば積極的に応募することをお薦めします。
今回はシングルマザーが都営住宅に入居する方法についてお伝えしていきます。
都営住宅の概要
- 都営住宅とは
都営住宅は都内在住で収入の少ない住宅困窮者のための公共住宅です。
家賃は相場の1/2〜1/3程度です。 - 都営住宅の募集スケジュール
①定期募集(2月、5月、8月、11月)
②毎月募集
③通年募集 - 都営住宅の優遇制度
(1)優遇抽選
5月と11月の定期募集の一部住宅において、ひとり親世帯は当選確率が7倍に優遇されます。
(2)ポイント方式
抽選によらず住宅困窮度や申込回数をポイント換算し、上位者から順に入居できる。
シングルマザーは優遇制度のある定期募集がおすすめ
都内在住のシングルマザーが狙うべきは優遇制度のある定期募集です。
定期募集には抽選方式とポイント方式の2種類があります。
5月・11月の抽選方式で当選確率7倍の優遇抽選での申込みをしつつ、2月・8月のポイント方式で着実にポイントを貯めていくのがお薦めです。
特にポイント方式はコツコツと申込みをし続けていけば確実に入居することができます。
都営住宅ポイント方式の入居資格
シングルマザーはポイント方式がお薦めであることが分かりました。それでは、まず入居資格について確認していきましょう。
都営住宅ポイント方式の申込みから入居までの流れ
- 申込み
ポイント方式は毎年2月・8月の上旬から中旬にかけて募集があります。
申込み方法は郵送とWEBの2種類ありますので、お好きな方で申込みをしてください。入居資格に該当していない場合は申込み後すぐに「非該当のお知らせ」がメールで届きます。
一般の賃貸とは異なり申込み前に間取り図や内見をすることはできません。
- 低順位のお知らせ(落せん)
入居資格はあるものの書類審査の対象とならなかった場合は、申込みから約3ヶ月後に「低順位のお知らせ」(落せんのお知らせ)がメールで届きます。
「低順位のお知らせ」には、あなたが申し込んだ地区の応募者数・募集戸数、あなたの順位、整理番号が記載されています。
最初は落せんが続くと思いますが、諦めずに申込みを続けていけば徐々に順位が上がっていきます。2年以上は継続して申込みを続けることが大切です。整理番号は今後2年間の申込みに必要になりますので、お知らせは保管しておいてください。
- 登録のお知らせ(審査合格)
いよいよ高順位となり審査に合格すると「登録のお知らせ」がメールで届きます。届く時期は申込みから約5ヶ月後です。
登録前に実態調査が入る場合もあります。申込書にある困窮度合いの申告項目(現在の住まいが老朽化している、日当たりが悪いなど)が多かったりすると、必要に応じて申告に虚偽がないかどうか係員が自宅を訪問し間取り等を調査します。実態調査の結果、失格または低順位となることもありますので申告は正直に行いましょう。実態調査は申込みから約3~4か月後です。 - 都営住宅あっせんおよび入居説明会通知書ほか郵送
申込み地区で空き家が発生し入居準備が整い次第、順番にあっせん通知書が郵送されます。時期的には使用許可日の約1か月半前です。入居説明会の詳細も記載されていますので必要書類を準備のうえ参加してください。これ以降の通知は全て郵送となります。 - 下見から入居までの流れ
(1)使用許可日の約1か月前
・使用許可日、入居予定住宅の号棟・部屋番号、下見期間等のお知らせ
住宅の下見:指定の下見期間中の平日に1回のみ可。
窓口センターで鍵を借り営業時間内に返却(営業時間:9時〜18時)
※家具や家電の配置に備えて、メジャー、筆記用具、カメラやスマホを
持参するとよい。
・都営住宅ご入居のご案内ほか発送
必要書類を期日までに郵送
・保証金(住宅使用料2か月分)
・緊急連絡先1名(保証人不要)
(2)使用許可日の約2週間前
・入居手続き
・必要書類を郵送
(3)使用許可日の約1週間前
・住宅使用許可書が郵送で届く。
・鍵の受け取り
住宅使用許可書を持参のうえ管轄の窓口センターで鍵を受け取る。
(4)使用許可日(申込みから約8か月~13か月後)
入居(使用許可日から15日以内に引越しを完了させる)
公式サイトはこちら↓
ポイント方式の申込みから入居までのスケジュール
まとめ
- 都営住宅とは
都営住宅は都内在住で収入の少ない住宅困窮者のための公共住宅 - シングルマザーにお薦めの募集は
定期募集とポイント方式がお薦め。特にポイント方式は時間はかかるが確実に入居できる。 - ポイント方式の入居資格
都内に継続して3年以上居住するひとり親世帯でかつ低所得な住宅困窮者。 - ポイント方式の申込みから入居までの流れ
申込み→低順位のお知らせ→登録のお知らせ→入居説明会→下見→必要書類・保証金→鍵の受取り→入居
最後に
都営住宅の入居において、シングルマザーは一般世帯に比べ圧倒的に有利であることが分りました。シングルマザーの特権を活かし積極的に申込みをしていきましょう。
特にポイント方式は継続して申込みを続けていけばいずれ入居することができますので、諦めずコツコツと申込みを続けましょう。